横浜市の児童養護施設「聖母愛児園」様を表敬訪問しました。
2022年9月21日、理事長:伊藤、理事:岡部、正会員:瀬川(プロキックボクサー、保護犬家)の3名にて、横浜市中区山手にある児童養護施設「聖母愛児園」様を表敬訪問させて頂きました。
「聖母愛児園」様は、それぞれの事情により、親元を離れることを余儀なくされた、2歳から18歳までの子供たちを、24時間365日体制で、子供たちの生活のすべて(衣食住)を支える施設です。
その事情の多くは、児童虐待によるもので、「身体的虐待」「性的虐待」「心理的虐待」「養育放棄」といった虐待行為が複合的に行われ、心と身体が傷ついた子供たちがやむを得ず入所に至るそうです。
「我々の役割は、親の代わりに子供たちの生活を支えるだけでなく、その生活を通じて、傷ついた子供たちの傷を癒やすことである」と施設の統括主任である梛橋氏は話されていました。
そして、虐待を受けた子供たちが、心の傷を抱えたまま、親になりその子供にまた虐待をする・・・こういった悪循環を何処かで断ち切ることの重要性を強く訴えられていました。
また、現状において、子供たちを支えるスタッフへの負荷が高く、その環境改善が急務で、国や行政のさらなる理解と協力が必要であるとも話されていました。
すべての子供たちが、心も身体も健やかに成長することが明るい未来に繋がります。
当団体も何かのお役に立てるよう活動の輪を広げていきたいと思います。